優しい医師の夫と一人息子とともに郊外の豪邸に暮らす主婦のジュラン(キム・テヒ)。
一方、貧困と夫の暴力に苦しみながら生きるサンウン(イム・ジヨン)。
そんな対照的な二人が出会い、衝撃の真実が明らかになっていくサスペンスドラマ。
キャスト
- キム・テヒ(ムン・ジュラン)
- イム・ジヨン(チュ・サンウン)
- キム・ソンオ(パク・ジェホ)・・・ジュランの夫
- チェ・ジェリム(キム・ユンボム)・・・サンウンの夫
- チャ・ソンジェ(パク・スンジェ)・・・ジュランの息子
- チョン・ウンソン(オ・ヘス)・・・ジュラン宅の隣人
第5話 あらすじ
ジュランとサンウンは ”カマドウマ” に会うため、あるモーテルの怪しい一室に行く。
男はチュ・テギョンと名乗る。
おそらくここで少女に客を取らせているのだろう。
ふたりはイ・スミンの居場所を聞くが、男は「スミンのスマートフォンを出せ」と言うばかり。
しびれを切らしたジュランはバッグから札束を出し机に置いた。
男はニヤニヤしながらその札束を手に取ると「スミンの居場所は知らない。男と逃げた」と。
この男か?と、ジェホとスミンが写った画像をサンウンが見せると、「あぁ、この綺麗なおばさんがパク院長の奥さんか」とジュランを見ながら笑い出す。
「パク・ジェホとイ・スミンの間に何があったの?」と説明を求めても、男は「金が足らない」と言って答えない。
サンウンはスミンのスマートフォンを机に置き、「データは全部コピーした。事実を教えてくれれば消してあげる」と言うと、男は「パク院長がVIP顧客に忠告をして回って商売の邪魔をするからシメてやろうと思ったが、逆に超VIP客にすればいいと思いついた」と言う。
── 男は振り返る・・・
パク院長を陥れるためにイ・スミンを使って車の前に飛び出させたが、パク院長はスミンの耳元で何かを告げてそのまま立ち去った。
その時のスミンの顔は強張っていた・・・
ふたりの写真はその時に ”カマドウマ” が撮ったものだった。
「夫とスミンはそれだけの関係なの?」とジュランが聞くと、
「それだけだがスミンが珍しく”もう一度試したい”とパク院長にこだわった。だけど止めたよ。何となくピンときてね、”この男は関わるとヤバい”と」と ”カマドウマ” 。
── その頃、少女の遺体が貯水池の近くで見つかる(まだ身元は不明の様子)
ジュランはサンウンに向かって、「私に言うことは?夫はあの子と無関係でした。脅される理由はないということです。夫があなたの夫を殺す理由もない。知ってたんでしょ。イ・スミンをネタに金を脅し取るのが目的だった?」と怒る。
「好きに考えて」と言って車を降りるサンウンを追いかけて、「あなたを信じて夫を疑ってしまったのよ」と責めるジュラン。
「私は金目的で嘘をついた悪女、自分は家庭を守ろうとして悪女に騙された不憫な女。そういうこと?私のせいで夫を疑った?笑わせないで。ムン・ジュランさん、葬儀場に来たのも家まで訪ねてきたのも私に同行したのも自分の意思でしょ。それはどうして?理由があるでしょ。なぜ夫を信じられないの?」と怒鳴る。
さらに「あ、違うか・・。自分よね、信じられないのは」と挑発するサンウンの頬を思い切り引っ叩くジュラン。
サンウンは何も言わずにその場を立ち去った・・・
── そしてサンウンは振り返る
ユンボムとふたりで車に乗っている。
サンウンが渡したドリンクを飲んで運転席で眠り込むユンボム。
人けの無い真っ暗な高架下に車を停め、運転席に座り顔を強張らせるサンウン。
車を発進させ、着いたところは貯水池だった。
後部座席でユンボムが眠っている。
するとサンウンはユンボムが乗った車を押して貯水池に落とした。
嗚咽を漏らし震えながら、池の中に沈んでいく車を見ているサンウン。
そして「死ななきゃ」「生きたい」と何度も繰り返しながら大雨の中を号泣しながら歩いて立ち去った。
実家に着いた時、時計の針は午前0時50分を指していた・・・
サンウン宅に刑事が訪ねてきた。
ユンボムの死因の詳細はまだ判明していないが “溺死” だということ、そして ”睡眠導入剤が検出された” とういうことだけ伝えられた。
パク院長のことを調べたのか?とサンウンが聞くと、
貯水池の入り口付近のカメラにはユンボムの車しか映っておらず、パク院長は別の場所に居たことがわかっていると刑事が答える。
このままいけばユンボムは”自殺” ということで終結しますということだった。
ジュランはジェホに、疑って悪かったと謝罪する。
するとジェホは「母さんの体調が悪いと父に聞いていたから、あの日は釣りに行こうと家を出たけど実家に向かったんだよ」と話した。
それなら本当のことを言うべきでなぜ嘘をつくのか?とジュランが責めると、お義姉さんのことで敏感になるこの時期は家族みんなが気を遣っているんだよ、と諭すように言う。
その会話を聞いていたスンジェが家を飛び出したところ、偶然外にいたオ・ヘスが呼び止めた。
ヘスの家でお茶を飲みながらスンジェは「子どもは必ず親に似るの?」と質問する。
「どうして?似たくないの?」とヘスが聞く。
ジュランのエプロンのポケットから花の飾りが出てきた。
以前掃除をしている時にリビングで拾ったものだと思い出したと同時に、イ・スミンのスマートフォンのデコレーションのパーツだと気が付いた。
── その頃、前日貯水池で見つかった少女の遺体の身元が判明したというニュースが流れていた。身元はイ・スミンだった・・・
スンジェがそのネットニュースを見ている時、ジェホから着信があった。
そしてサンウンも母親の看病をしながらテレビで流れているニュースを見ていた。
すると母親が突然、「あの日、21時には来ると言ったのに0時を過ぎても来なかった。いくら最低な夫でも子どもの父親なのに。殺すなんて。全部知ってる。バカにしないで」と背中を向けたまま言った。
それを聞いたサンウンは呆然とする。
一方ジュランは一心不乱に裏庭を掘り返していた。
「何をしているんだ!」とジェホが止めようとするが、ジュランは「あなたはここで何をしたの?」と問い詰める。
「また始まったのか?」と言うジェホに「本当のことを言って」と今回ばかりはジュランも引かない。
だがジュランの「少なくともあれは、ゴム手袋じゃなかった!答えて」の言葉にジェホは涙を流す。
そして、「なんで見たんだ・・」と言って涙を拭うと「そうだ・・。あれは手袋じゃない。人間だ」と答えた。
「イ・スミン?あの子なの?」
「そうだ・・」
「なぜなの?どうしてそんなことをしたの?なんてことを・・・」と号泣しながらジェホの胸を叩いて責め立てるジュラン。
黙ってそれを受け止めるジェホ。
そこへ「お母さん!!」とスンジェが現れる。
ジュランは「お父さんと話があるから・・」と言い、ジェホは「お父さんに任せて中に入っていろ」と諭す。
スンジェが「お母さん、実は・・・」と言いかけるとジェホが割って入って「中に入れ!」と大声で怒鳴る。
しかしスンジェは「あの臭い・・。僕も感じた。」と話す。
ジュランは慌てて「違うのよスンジェ、私の勘違いだった。今はお父さんと別の話を・・」と言いかけると、突然スンジェは膝から崩れ落ちた。
ジェホが「入れ!入りなさい!」と引きずって家の中に入れようとするが、「もうやめて!」と泣きながら抵抗するスンジェ。
「僕、辛いよ。耐えられない。何事もなかったフリなんてできない。人が死んだのに!」
「スンジェも・・、知ってるの?」とジュランが聞くと、「結局、君のせいでこうなった」とジェホ。
するとスンジェが「お母さん・・、僕が殺した。僕が殺したんだ。」と庭に座り込んだままうなだれた・・・
感想
えぇ、、、イ・スミンを手にかけたのはスンジェだったの??
まさかの展開に驚きました。
前回もそうでしたがこちらが予想していたものとは全く違う方向に話が進みますね。
スンジェの悩みは不安定な母親が原因だと思っていましたが、スミンを殺めたことで思い悩んでいるならそりゃあそうですよねって感じで😥
この先、ジュランはどのように行動するのでしょうか?
愛する息子の罪を隠す?それとも警察に出頭させる?
そしてジェホはどう動く?
事実が世に出てしまうと、絵に描いたような幸せな生活が一変してしまいますからね。
さて、どうなるのでしょうか?続きが楽しみです!🤨
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