【韓国ドラマ 庭のある家】あらすじ 感想 第6話【キム・テヒ/イム・ジヨン】

優しい医師の夫と一人息子とともに郊外の豪邸に暮らす主婦のジュラン(キム・テヒ)。

一方、貧困と夫の暴力に苦しみながら生きるサンウン(イム・ジヨン)。

そんな対照的な二人が出会い、衝撃の真実が明らかになっていくサスペンスドラマ。

【韓国ドラマ】庭のある家

キャスト

  • キム・テヒ(ムン・ジュラン)
  • イム・ジヨン(チュ・サンウン)
  • キム・ソンオ(パク・ジェホ)・・・ジュランの夫
  • チェ・ジェリム(キム・ユンボム)・・・サンウンの夫
  • チャ・ソンジェ(パク・スンジェ)・・・ジュランの息子
  • チョン・ウンソン(オ・ヘス)・・・ジュラン宅の隣人

第6話 あらすじ

回想シーンから始まる・・・

場面は、ー9月9日ー

スミンが友達とカフェでスマートフォンをデコレートしながらしきりに外を眺めている。

何かを見たスミンは友達を置いて一人で店を飛び出し走っていく。

「パク・スンジェ!」とスミンが笑顔で呼びかける。

振り向くスンジェに「私はイ・スミンよ」と握手を求める。

場所を移して会話をしているうちに、「スンジェの家に行きたい」と言い出すスミン。

そして家人が居ない家の中に入ると態度が急変する。

いかにも育ちが悪く行儀の悪い非行少女の振る舞いだ。

スンジェの部屋の写真立てを落として割り、ガラスの破片を片付けるスンジェを上から見下ろしながらジェホの悪口を言い始めるスミン。

不審に思って見つめるスンジェに対し、「知らない人を家に入れてもいいの?」と不敵な笑みを浮かべながら陽性反応が出た妊娠検査薬を渡す。

「わかるでしょ?2本線だと妊娠してるってこと」

「これをなぜ僕に見せるの?」

「あんたのお母さんはものすごく美人だけど、私には勝てない」

唖然とするスンジェ。

「じゃあ帰るね、ジュースごちそうさま」と立ち上がり帰ろうとするスミン。

あとを追いかけ「何を言っているんだ。全然・・、理解できない」と言うスンジェを見て噴き出して笑うスミン。

そして「スンジェ、よく聞きな。あんたは私を ”ママ” と呼ぶことになるかも。元気でね、あんたの弟か妹とまた来るから」と自分のお腹をさすりながら挑発するような目で言い捨てた。

咄嗟にスンジェがスミンの背中を押すと勢いよく階段を転げ落ちた。

階段の下で倒れて動かないスミン。

我に返ったスンジェは階段を降りてスミンの近くに行くと、意識は無く頭から大量の血が流れ出ていた。

あまりのショックでその場に座り込むスンジェ。

その後ジェホに連絡を取ると血相を変えて帰ってきた。

「何があった?」とジェホが聞いてもスンジェは何も話さない。

ジェホはスミンを2階のスンジェの部屋に移してタンスの中に隠した・・・

ー9月10日ー

出掛けようとしていたジュランは何かの気配を感じ取った。

気になって様子を見に階段を上がろうとした時、ジェホが戻ってきた。

なぜ戻って来たのか?とジュランが聞くと、セミナーの資料を忘れたというジェホ。

その後ジェホは裏庭に穴を掘りスミンを埋めた・・・

ー9月18日ー

裏庭で立ちつくすジュラン。

そこにジェホとスンジェが現れ、「ジュラン、そこで何を?」と聞く。

「数日前からイヤな臭いがするの。野良猫がネズミでも埋めたのかも。掘ってみようかと」とジュランが答え、それを黙って聞いているスンジェは下を向いた・・・

ー9月19日ー

人間の手が埋まっていたと言うジュランにゴム手袋だったよと言うジェホ。

そして夕食後、ジュランとスンジェの飲み物に睡眠導入剤を入れて飲ませた・・・

ー9月20日ー 未明

鳴り響く雷と大雨の中、レインコート姿のジェホは裏庭からイ・スミンの遺体を掘り出して釣りバッグに詰め家を出て行った・・・

静まりかえった広い部屋に家族三人がうなだれて座っている。

ジェランが「スンジェ、お父さんと話したいの。部屋に行って」と言ってスンジェを部屋から出す。

二人きりになりジュランが話し出す。

「イ・スミンの話は・・・」

「あんな子を信じるのか?病院の駐車場で会っただけだ」

「だったら、なぜあの子はスンジェに嘘をついたの?」

「うちの医師の数名が、あの子らの客だったようだ。表沙汰になると不味いから忠告した。それを恨んで訪ねて来た。最近の子は恐ろしいからな、特にああいう子は・・。子供だからと見くびったのが間違いだった・・・」

「なぜ黙ってたの?息子に起こったことを私だけ知らなかった。”臭う”と訴えてもあなたは適当にあしらった」

「知ったところで、お前に何ができる?誰のために黙ってたと思う?」

「そうやって ”私のため” と言いながら私を欺いたのよ」

「だったら何なんだ?」

「イ・スミンはどこなの?」

「キム・ユンボムと夜釣りに行くはずだった日、あの夜処理した。忘れるんだ。スンジェを守るためにはそうするしかない」

「彼女は物じゃない。人間よ。15歳そこらの女の子」

「僕は殺してない。僕たちの息子、スンジェが殺した。僕は父親だ。他にどうしろと?」

ジュランは立ち上がり、「スンジェと警察に行く。でなきゃあの子は苦しみ続ける」とスンジェの部屋に向かおうとした。

「正気か?まだ15歳だ。人生を潰すのか!」と止めるジェホ。

「スンジェがどんな子かわかるでしょ?罪の意識に押し潰されてしまう。私は知ってる。それがどれだけ辛いか。同じ思いをさせたくない」と言って階段を上がるジュラン。

「自分のようになるから?僕の息子だ。そう弱くない。」

立ち止まるジュラン。

「どうしても警察に行きたいなら行けばいい。全部おしまいだ・・・」

「おしまい?どういう意味?」

「この家、病院、スンジェの未来、積み上げたものがすべて崩れる。そうなれば、僕も耐えられない・・・」とうなだれるジェホ。

「だから、ずっと隠してたの?」

「僕は家長であり、家族を守る責任がある。どうすべきだった?人を殺したからと息子を警察に連れていき、世間のさらし者にしろと?いや、僕にはできない。君が知らずにいたら、今まで通り家族でいられたのに・・・」

── 机の上に置かれたジュランのスマートフォンに警察から電話がかかってきていた

翌朝ジェホとジュランが車で警察署に向かうと、サンウンが歩いて中に入る姿が見えた。

「スミンを埋めた場所、キム・ユンボムが見つかった場所、偶然にも同じだ。人けが無くよく釣れると貯水池を教えてくれたのがキムだった。よりによってイ・スミンを埋めた日に死ぬとは。いや、キムが鍵になるかも」とジェホが話すと、ジュランは「ひとつだけ教えて。キム・ユンボムはなぜイ・スミンのスマートフォンを持っていたの?」と疑問をぶつける。

「僕が酔って車に落としたのを持って行ったようだ。癖が悪いから」

「もしもサンウンさんがそれを警察に言ったら・・・」

「証拠が無いことはあの女が一番よく知ってる。調べられても困るのは自分だしな。キム・ユンボムはあの女が殺したから」

そして「僕は何としても家族を守る」と言い残し、車を降りてタクシーに乗った。

ジェホが振り返る・・

ジェホが病院の駐車場から出ようとした時、イ・スミンが車の前に飛び出して来てわざと当たってきた。

痛がるような芝居をしているスミンに怒りを覚えたジェホは、顔を近付け耳元で「お前らみたいなのは、生まれたのが間違いなんだ」と言い放置したまま去って行く。

スミンはジェホの言葉にショックを受けたのか、放心していた・・・

ジュランとサンウンは警察署で別々に事情聴取を受けた。

やはりキム・ユンボムの死は自殺で終結しそうだと刑事から告げられるサンウン。

ユンボムの遺品を受け取り警察署を出ようとするとジュランが待っていた。

ジュランの車に乗り一緒に警察署を後にするが、サンウンの母が入所する施設から連絡が入り到着するなり急いで車を降りて病室に向かった。

滞った入所費用を請求されるが、仕事もお金も無いサンウンはひとり洗濯室で頭を抱えていた。

ジュランは、サンウンが車に置き忘れたキム・ユンボムの遺品をサンウン母に預けて帰っていった。

ジュランが自宅に戻るとスンジェの姿が無い。

慌てて探しに行こうとしたところにチャイムが鳴り、インターフォンを見るとオ・ヘスが立っていた。

今は忙しいからと切ろうとすると「スンジェが・・」とヘスは言い、ジュランを車に乗せてあるアパートまで案内した。

「さっき送りました。私は何も知りません。待ってるので行ってきて」とヘス。

ジュランが部屋に行くと「入って、お母さん」と迎えるスンジェ。

「ここは何なの?」

「これから僕が住む家だよ。まだ何もないけど・・」

「スンジェ!」

「僕はあの家に帰らない」

「スンジェ、辛いのはわかる。だけどこれは・・・」

「お母さん。全部見たんだ」

「見たって何を?」

「お父さん・・・。お父さんがスミンを殺すのを・・見たんだ」

── スンジェが振り返る・・・

(朝の食卓でジュランとスンジェが食事をしている)

「スンジェ、お父さんはセミナーに出掛けたし、お金さんは親戚のお見舞いに行くの。今日は一人で行ってね」

「うん」

スンジェが学校の支度をしに自分の部屋に入ると、死んだと思っていたイ・スミンがタンスから這い出ていてスンジェの足首を掴もうとしていた。

「準備できたの?」とジュランの声がする。

スンジェは「ごめん、すぐ戻るから待ってて」と言って鞄を持ち部屋を出た。

登校していたスンジェだが、気になって授業の途中で教室を飛び出してしまう。

一方ジュランは、出掛けようと玄関に向かっている時に2階で物音がしたのを聞いた。

すると「まだいたのか?」とジェホが家に戻ってきた。

「今、何か聞こえなかった?」と聞いたジュランに対し、ジェホは「何かって?・・・薬は飲んだか?」と、まるでジュランがおかしなことを言っているかのように返す。

そして、ジェホに「早く出掛けなさい」と促されジュランは家を出た。

その時スンジェの部屋ではスミンが力のない手でドアを叩いていた。

学校から全力で走って家に帰って来たスンジェだが、部屋に入ると中にスミンが居ない。

他の部屋を探しても見つからず、ふいに窓の外に目をやるとジェホが裏庭にショベルで穴を掘っている姿が見えた。

そして微かに動いているスミンの首を両手で絞めるのを目撃してしまったのだ。

ショックを受けたスンジェは声も出せずその場で震えているだけだった・・・

震えて泣きながら母親に告白したスンジェ。

ジュランは「スンジェ、聞こえたの。あの子の音を聞いた。確かに聞こえたの。助けられたのに」

母子で手を取りながら泣きじゃくる。

「私のせいよ。スンジェ、私が自分を信じられなかったから。だから・・・」

「お母さん、それは違うよ。お父さんのせいだ。そうでしょ、イ・スミンを殺したのは・・お父さんだ」

ジュランはスンジェを抱きしめ二人で泣いた・・・

一方、その頃サンウンはユンボムのスマートフォンのロックを解除し、写真やパク院長とのメッセージのやり取りを調べていた。

何かに気付いたサンウンは「それで5億か・・」と呟き、早速ジュランの家を訪ねて行きチャイムを鳴らした・・・

感想

あぁ、なんという展開、、、。

父親が自分の犯した罪を息子に着せていた?

ありえないでしょ、息子の罪を親が被るならまだしも😡

これはさすがに夫に従順なジュランでも母親として許せないでしょうね。

そもそもスンジェがスミンに怪我させた時点で病院に搬送しなさいよ、あなた仮にも医者なんでしょ?と言いたい👊

結局、家族のためと言いながら自分のことしか考えてないんですよね、ジェホは。

もうほんとに言いたいことが山ほどあるけど今回はこの辺で。

次の回でまたお会いしましょう!👋

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