優しい医師の夫と一人息子とともに郊外の豪邸に暮らす主婦のジュラン(キム・テヒ)。
一方、貧困と夫の暴力に苦しみながら生きるサンウン(イム・ジヨン)。
そんな対照的な二人が出会い、衝撃の真実が明らかになっていくサスペンスドラマ。
【キャスト
- キム・テヒ(ムン・ジュラン)
- イム・ジヨン(チュ・サンウン)
- キム・ソンオ(パク・ジェホ)・・・ジュランの夫
- チェ・ジェリム(キム・ユンボム)・・・サンウンの夫
- チャ・ソンジェ(パク・スンジェ)・・・ジュランの息子
- チョン・ウンソン(オ・ヘス)・・・ジュラン宅の隣人
第4話 あらすじ
ジュランは再度オ・ヘスに防犯カメラを見せてほしいとお願いする。
そして渡された録画には、20日の午前0時50分頃に自宅ガレージから出て行くジェホの車がしっかりと映っていた・・・
そしてジュランはサンウンの家を訪ねた。
ふたりの夫の間に一体何があったのか?と説明を求めるジュランに、サンウンは例のスマートフォンの中身を見せる。
するとそのスマートフォンにジェホから着信が。
ジェホは「会って話そう」と言ってきた。
電話を切るとサンウンは、近々スマートフォンの持ち主(イ・スミン)に会いに行くつもりだとジュランに話す。
「私も同行します」と言うジュラン。
オ・ヘスに借りた車でジュランとサンウンはイ・スミンの家を訪ねるが、「娘は長期間家に帰って来ていない」とスミン父。
その夜サンウンは待ち合わせたカフェでジェホと会い5億ウォンを要求するが、ジェホは3億で手を打とうとする。
その二人の会話をサンウンの電話を通じてジュランが車の中で聞いている。
話し合いは平行線を辿るが、突然ジェホは「僕も聞いていいですか?」と切り出した。
「何が聞きたいんですか?」と返すサンウン。
「キム・ユンボム。どうやって運びましたか?大変だったはず。彼は体が大きいし、あなたは身重だ。いくら考えてもわからなくて。」
サンウンの表情が固くなる。
「なぜ私に聞くの?あの夜、貯水池にいたのはあなたでしょ」
「どういうわけか、『あの夜、お前が来なかったから事がこじれた』。こう聞こえる」
サンウンの顔が強張る。
「僕があそこに行っていたら、一体何を目にしたのかな?」
そしてジェホは身を乗り出し小声で「キム・ユンボムをなぜ殺した?」とサンウンに聞いた。
車の中で聞いているジュランは混乱する。
「私を人殺し扱いするのね」
「違うならそう動揺しなくても」
「ここでちょっと整理しましょうか」
「あなたの考えは、僕がスマートフォンの持ち主と不適切な関係で、それを知ったご主人に脅されたから釣り場で僕がご主人を殺した。そうですね?」
「ええ。」
「こうしませんか?今から警察へ行ってスマホを引き渡すんです。それが一番いい。このままでは誤解が解けない」
「全部私の誤解なら、この写真に3億も出す理由は?」
「それはちょっと薄汚い話になるんですが、口止め料として提示しました。でも断られました」
「その薄汚い話、5億を引き出すまでとことん調べるつもりです」
「前にも言いましたが、わかります?ご主人にそっくりなこと。ご主人のように嗅ぎ回っているとケガしますよ。大事にしないと」
「警告に聞こえる」
「忠告だったんだけどな」
「そのうち警察が来るはずです。その時は、今みたいに顔に出ないよう気をつけて」
「じゃあ失礼します」
と言って席を立つジェホだが、立ち止まり振り向いて「あの日葬儀場でうちの妻に何を言ったんですか?」とサンウンに聞く。
「奥さんに聞けば?何を言われたか」
「そうします、それじゃ。遅くなると妻が心配するので」
そう言ってジェホは店を出て行った。
ジュラン無言のまま車でサンウンを家まで送り届ける。
苛立ちながらサンウンが「何か言えば?」と言うと、「本当にうちの夫が犯人だと思ってます?そう思いたいだけでは?もしも3億を私が渡したらここでやめてくれます?」とジュラン。
その時、イ・スミンのスマートフォンが鳴る。
発信者は ”カマドウマ” と表示されている。
サンウンが出ると男はイ・スミンの保護者を名乗った。
「スミンはどこ?」
「どこに居るか知りたいか?明日スマートフォンを持って来い。場所はメッセージで送る。現金も忘れるな」
そう言って男が一方的に電話を切るとすぐにメッセージが送られてきた。
送られてきた住所をジュランに見せ、「明日ここで」と一言だけ言い残しサンウンは車から降りた。
ジュランはジェホとサンウンの会話を思い出していた。
その頃ジェホは ───
雷が鳴り響く大雨の中、庭を掘り起こして少女の遺体を鞄に詰めているあの日の自分を思い出していた・・・
感想
まさかの展開でしたね。
サンウンがユンボムに手をかけていたとは・・まったく予想していませんでした😓
泥まみれの靴や車は、貯水池でユンボムを殺めた時に汚したのだと思っていましたが・・。
やはり庭から漂う悪臭はジュランの思い違いではなかったんですね。
だけどそれだと息子のスンジェはなぜ「臭わない」と言ったの?と、また疑問が湧いてくるのですが、そこにもまた秘密が隠されているんでしょうね。
このドラマ、とっても面白いです😄
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